みちのわくわくページ
飛行機 飛行機の映画、空を飛ぶ映画 (〜1999年) 

<製作年順>
翼よあれがパリの灯だ(1957) ジェットパイロット(1957) 紅の翼(1958) 高度七〇〇〇米 恐怖の四時間(1959)
素晴らしきヒコーキ野郎(1965) ライトスタッフ(1983)
天空の城ラピュタ(1986)   エイセス/大空の誓い(1991) 紅の豚(1992)
エグゼクティヴ・デジション(1996) 乱気流−タービュランス−(1997) エアフォース・ワン(1997)
遠い空の向こうに(1999) 

翼よ あれがパリの灯だ The Spirit of St.Louis
1957年 アメリカ 138分
監督: ビリー・ワイルダー
出演: ジェームズ・スチュワート 
リンドバーグが史上初の大西洋横断無着陸単独飛行に挑戦する様子を映画化。
原題の”セントルイス魂”は、その時の愛機の名称。(2003.2)
 

ジェットパイロット Jetopilot
1957年 アメリカ 112分
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ
製作:ハワード・ヒューズ
出演:ジョン・ウェイン、ジャネット・リー
空軍大佐とソ連から亡命してきた女性パイロットとの恋をからめた航空活劇。(2003.2)
おまけ:「ライトスタッフ」に登場したチャック・イエーガーが、スタント飛行に参加しているそうだが(「イエガー 」という伝記に書いてある)、どれなのかはわからない。

紅の翼
1958年 日活 93分
監督: 中平康  原作: 菊村到
出演: 石原裕次郎、中原早苗、二谷英明
セスナ機のパイロット石田(石原)は、病気の子どもを救うため、八丈島に血清を運ぶことになった。 機には、新聞記者(中原)と、一人の客(二谷)が乗り合わせていたが、実は、この客は逃亡中の殺人犯だった……。
中平康監督は、「翼よあれがパリの灯だ」を目標に取り組んだらしい。(2003.2)


高度七〇〇〇米 恐怖の四時間
1959年 日本 東映 76分
監督:小林恒夫
音楽:木下忠司
出演:山本(機長。高倉健)、原(副機長。今井俊二)、スチュワーデス(久保菜穂子、小宮光江)、石田(犯人。大村文武)、石川和子(車のセールスレディ。中原ひとみ)、藤尾(和子の恋人で商売敵。梅宮辰夫)、議員(殿山泰司)、少年(有坂サチオ)、新聞記者夫婦(加藤嘉、風見章子)、老夫婦(左卜全、岡村文子)、新婚夫婦(金子明夫、浦野みどり)、外国人夫婦(ハロルド・コンウェイ、マリアンヌ・R・クリスプ)、力士(岸井明)、僧侶、テレビ結婚の司会者(トニー谷)
知人にいただいたDVDで見る。
羽田から北海道に向かう旅客機に、逃亡中の殺人犯が乗り込み、飛行機を乗っ取って逃走を図ろうとする、航空機サスペンス。
高倉健が、最愛の妻を亡くした悲しみを抱えつつも、沈着冷静に仕事に臨むベテランパイロット山本を演じる。彼の後輩で妹の婚約者である副機長原を今井俊二という人が演じているが、こちらも結構重要な役である。犯人に打たれた山本の代わりに、最後の着陸を行うのは彼である。車輪が出ないため、胴体着陸か!?という危機に陥るが、直前で車輪が出て、最悪の事態は回避できるのだった。
偽名を使っていたり、義足であることから犯人の正体が徐々に明らかになっていく前半から、乗務員や乗客を銃で脅す犯人を撃退するため、高度を七千メートルまで上げて酸欠状態に陥らせる(当然老人を含めた乗客も苦しい状態になる)という無茶な手段にでる後半まで、それなりのサスペンスで見せてくれるが、なによりも当時の航空事情が興味深い。
舞台となる飛行機はダグラスDC3型、いわゆるダコタである。
32名の乗客には、犯人の石田、彼の存在に気付く車のセールスレディの和子、そのライバルでどうやら彼氏でもあるらしい青年藤尾といったメインキャストのほか、老夫婦、熟年の新聞記者夫婦、新婚の若いカップル、西洋人夫婦、偉そうな議員、おばあちゃんちにいく小学生の男の子、僧侶、力士など、年齢も職業も人種も様々な人々が混じっていて、実にバラエティに富んでいる。その顔ぶれや飛行機に乗る事情などが丁寧に描かれている。さらに飛行機や飛行場についてもナレーション入りで記録映画のように念入りに説明される。(当時、羽田空港に1日に出入りする飛行機は1500機、利用者は3万人だったそうである。)飛行機による旅行が庶民にとって本当に希少な経験だった時代なのだなということが伝わってくるのだった。(2016.8)


素晴らしきヒコーキ野郎 
Those Magnificent Men  in Their Flying Machines or I Flew from London to Paris in 25 Hours and 11 Minutes
1965年 アメリカ 133分
監督:ケン・アナキン
出演:ジェームズ・フォックス、テリー=トーマス(英)、スチュワート・ホイットマン(米)、ジャン=ピエール・カッセル(仏)、アルベルト・ソルディ (伊)、ゲルト・フレーベ(独)、石原裕次郎(日)
1910年、世界各国から集まったヒコーキ野郎が、ロンドン−パリ間の飛行レースに挑む。
さまざま形をしたユニークな飛行機がみもの。(2003.2)


ライトスタッフ The Right Stuff
1983年 アメリカ 160分
監督:フィリップ・カウフマン
出演:スコット・グレン、エド・ハリス、フレッド・ウォード、デニス・クェイド、サム・シェパード バーバラ・ハーシー
人類初の有人宇宙飛行を目指す宇宙飛行士たちと、音速飛行の限界に挑むテストパイロット、チャック・イエーガーの姿を描く。
宇宙飛行士たちのドラマも興味深いが、高卒のため宇宙飛行士にさせてもらえなかったイエーガーの方にすっかり夢中になってしまった。
サム・シェパードのイエーガーはとにかくかっこいいの一言に尽きる。
音の壁を破った瞬間は感動的だった。(2003.2)


天空の城ラピュタ
1986年 徳間書店 124分
監督: 宮崎駿
声の出演: 田中真弓(パズー)、横沢啓子(シータ)
宮崎駿監督作品に飛ぶ映画はたくさんありますが、この作品が一番、高度を感じさせてくれると思います。
冒頭の炭坑町だけでも、高く組まれた足場や地中深くの坑道、パズーの家のある斜面など、高さが満載。
さらに、海賊たちの飛行機と空中戦、上空高く浮遊するラピュタでのクライマックス。ラピュタの裏(底)側でのアクションは、本当にぞくぞくしました。 (2003.2)


エイセス/大空の誓い Aces: Iron Eagle III
アメリカ 1991年 99分
監督:ジョン・グレン 
出演:チャッピー・シンクレア(ルイス・ゴセット・Jr)、ホリコシ(サニ千葉)、パーマー(クリストファー・カザノフ)、レイヒマン(ホルスト・ブッフ ホルツ)、アンナ(レイチェル・マクリッシュ)、クライス(ポール・フリーマン)、ストックマン(フレッド・ダルトン・トンプソン)、シムズ(ミッチェ ル・ライアン)、ドイル(ロブ・エステス)、エイムズ(J・E・フリーマン)、クロフォード(トム・バウアー)、ティービー(フィル・ルイス)
「アイアン・イーグル」「メタル・ブルー」に次ぐ“アイアン・イーグル”シリーズ第3弾。第1作は シューティングゲームのようなノリで私としてはいまいちだったのだが、本作は、千葉真一と、「荒野の七人」でチコを演じたブッフホルツが出ているので、以前から気になっ ていた。ようやく録画で見ることができた。
第二次世界大戦中はライバルだった各国のエース・パイロットたちが、アメリカの飛行ショーで再会。
一方、アメリカ空軍の兵士が絡む麻薬密輸事件が発生、死亡した兵士モラリスが犯人とされる。が、麻薬密輸組織に乗っ取られた南米の村を抜け出したモラリス の妹アンナは、空軍大佐であるチャッピーに真実を話し、協力を求める。
もう若くはないかつてのエースパイロットたちが、力を合わせ、南米の麻薬組織に立ち向かう。
クライマックスは、地上から標的を示すため陸路一味のいる村に向かうアンナたちの活躍と、プロペラ機で向かうチャッピーらパイロットたちの空の戦いが平行 して描かれて盛り上がる。
アメリカ、イギリス、ドイツ、日本のパイロットが集結する様子は、「素晴らしきヒコーキ野郎」(上に記載)を思い出させる。あの映画の石原裕次郎の出番が あまりに短かったので、今回の千葉真一には期待した。なかなかよい役どころに思えたのだが、最後に至る展開は私としてはなんとも残念である。それを除けば 見応えのある飛行機乗りアクション映画として楽しめる。(2008.12)


紅の豚
1992年 東宝 91分
監督: 宮崎駿
声の出演:ポルコ・ロッソ(森山周一郎)、マダム・ジーナ(加藤登紀子)、フィオ・ピッコロ(岡村明美)
渋くてかっこいい豚のパイロットが、出てくる。
年代といい、イタリアというお国柄といい、小型飛行機といい、全てが私のツボにはまってはいるのだが、口当りがあんまり良すぎて、逆に手応えがないと感じてしまう。
それに大人の映画といいながら、老整備士に留まらず、結局は美少女が登場するし、それはどちらかというとちょっとがっかりだった。(2003.2)


エグゼクティブ・デジション Exective Decision
1996年 アメリカ 133分
監督:スチュアート・ベアード
出演:カート・ラッセル、ハル・ベリー、スティーブン・セガール
テロリストにハイジャックされたジャンボジェット機に、特殊部隊が潜入を試みるが、隊長は脱落してしまい、情報部顧問の博士が部隊の指揮を取ること に……。
カート・ラッセルが、危険に巻き込まれるインテリ役で登場。
ラッセルに協力するスチュワーデス役のハル・ベリーもいい。
「沈黙」シリーズのヒーロー、セガールが意外な扱われよう。(2003.2)


乱気流 タービュランス Turbulence
1997年 アメリカ 101分
監督:ロバート・バトラー
出演:ローレン・ホリー、レイ・リオッタ
護送中の凶悪殺人犯にハイジャックされた旅客機が乱気流に突入、生き残ったスチュワーデスが、犯人と操縦桿相手に孤軍奮闘する。レイ・リオッタが執拗な犯人役を怪演。(2003.2)

エアフォース・ワン Air Force One
1997年 アメリカ 125分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ハリソン・フォード、ゲーリー・オールドマン
大統領専用機エアフォース・ワンが、テロリストにハイジャックされた。
責任感と勇気のある大統領が敵に立ち向かう。(2003.2)


遠い空の向こうに October Sky
1999年 アメリカ 108分
監督:ジョー・ジョンストン
原作:「ロケット・ボーイズ」ホーマー・ヒッカム・ジュニア著
出演:ホーマー・ヒッカム(ジェイク・ギレンホール)、ジョン・ヒッカム(クリス・クーパー)、クェンティン(クリス・オーウェン)、ミス・ライリー(ローラ・ダーン)
正確には、飛ぶ映画ではなく、飛ばす映画で、主人公は、空を地上から見上げているだけなのですが、これも飛行機野郎って感じなので、ここに入れました。
炭坑町で産まれ育った少年が、ソ連の人工衛星を見て、空への憧れを抱き、ロケットをつくっては飛ばす実験をはじめる、という事実に基づいた話。
地下深くにある暗い炭坑とロケットが飛んでいく青い空との対照があざやか。
頑固な炭坑夫の父親をクリス・クーパーが好演。頭がいいけど極貧でシャイな級友クエンティンを演じるオー ウェンもよかった。(2003.2)

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