みちのわくわくページ
映画 こ どもとみた映画(日本)

<1988年、2001年〜>(製作年降順)
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004)
恋に唄えば♪(2002)  ゴジラ・モスラ・キングキドラ大怪獣総進撃(2001) 
千と千尋の神隠し(2001) 火垂るの墓(1988)

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズぼうちゃん
2004年 双葉社・シンエイ・テレビ朝日 95分 
監督:水島務
主題歌:「○あげよう」(唄:NO PLAN)
声の出演:しんちゃん(矢島晶子)、みさえ(ならはしみき)、ひろし(藤原啓治)、風間くん(真柴摩利)、ネネちゃん(林玉緒)、マサオくん(一龍斎貞 友)、ボーちゃん(佐藤智恵)、椿(?)、マイク(村松康雄)、ジャスティス(小林清志)、クリス(小林修)、ヴィン(内海賢二)、オライリー(大塚周夫)
往年のアメリカのコメディアンによる映画シリーズには必ずといっていいほど一本は西部劇編があったものだが、「クレヨンしんちゃん」が西部劇を取り上げて くれたことに対して、なぜ今?という疑問などうっちゃっといて、素直にうれしいと思う。「オトナ帝国の逆襲」や「戦国大合戦」をやってきたこのシリーズな らではという気もするが。
しんちゃんとその仲間たちは、街の片隅にある廃墟のような映画館で映画を見ている内に、映画の世界に入り込んでしまう。そこは荒野のまん中にある西部の町 だった。
時間の流れが止まって永遠に続く白昼という設定は、私が西部劇に対して抱く憧れに通ずるものがある。
ただし、しんちゃんたちにとってそれは悪夢であり、彼らはうすれてゆく春日部の記憶を失うまいと必死の努力をする。しんちゃんがインディアンのボーちゃん と町はずれのテントの中で自分たちのことをかわりばんこに言い合っていく場面には心を打たれる。
音楽とか、鞭の多用とか、残虐なボスとか、どちらかというと雰囲気はマカロニウェスタンっぽかった。ジョン・ウェイン風の知事やジュリアーノ・ジェンマを 意識したといううわさのオケガワ博士はちょっと中途半端な感じがしたし、みさえのモンロー風ファッションも「帰らざる河」のそれではないあたりが日よっている。ヒロインの椿の存在も 謎が残るが、クライマックスは西部劇とは関係ないところで大いに盛りあがったし、冒頭のリア ルおにごっこはかなりおかしかった。子どもたちも楽しんでいたと思う。(2004.4)

荒野の七人」の面々が唐突に登場してファンを楽しませてくれた。クリス、 ヴィン、オライリーの声を映画の吹き替えのときの声優さんがやってくれていてうれしい。風間君の保安官が、「荒野の決闘」のヘンリー・フォンダまがいのポーズで机に脚をのせて椅子に座っ ているのも微笑ましかった。

恋に唄えば♪
2002年 「恋に唄えば♪」製作委員会 100分
監督 金子修介
出演 優香 竹中直人 玉山鉄二 篠原ともえ 古田新太
優香が主演のラブ・ミュージカル。
たくさんの人が唄ったり踊ったりするシーンは、やっぱり楽しい。
優香は、かわいくてやさしい女の子だったけど、壺男(つぼおとこ)さんもなかなかチャーミングだったのではないでしょうか。
壺男(竹中直人)の長老役の古田新太もよかった。(2002.12)

こどもの感想: ゆかいで面白かったのよ。

ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総進撃
2001年 東宝 105分
監督: 金子修介
出演: 新山千春 宇崎竜童
私は、とても久しぶりに大画面で怪獣が観られてうれしかったけど、同時上映の「とっとこハム太郎」目的で来てムリヤリ見せられたこどもたちは、ずっとぶー ぶー言ってました。
でも、かつての宇宙怪獣キングギドラが護国三神獣の一匹に格下げになったのは残念。(2002.12)

関連作品:「シン・ゴジラ」(2016)、「GODZILLA ゴジラ」(2014)、「ゴジラ」(1954)

千と千尋の神隠しちひろ
2001年 スタジオジブリ 125分
監督: 宮崎駿
声の出演: 柊瑠美 
10才のふつうにだらだらした女の子千尋が、不思議の国にまぎれ込んで、きりっとするお話と聞いていた。
で、子どもたちにもうちょっとしゃきっとしてほしいと思って連れていったのだが、そうしたおかあさんのたくらみとはまったく関係ないとこで、子どもたちは すっかり夢中になったのだった。
油屋という建て物がとにかくいい。高い吹き抜けが気持ちいい。板の廊下や階段や手摺りがなつかしい。(2003.2)

こどもの感想: 全部 好き!!
こどもに人気のキャラ: オオトリ、ハエドリ、坊ネズミ


火垂るの墓
1988年 新潮社 88分
監督: 高畑勲
声の出演: 辰己務、白石綾乃
戦争中、親をなくし、何とか二人で生きていこうとする中学生の兄と幼い妹の話。
人が死んでも、死体がそのへんにごろごろ転がっていても、何も感じなくなってしまう、それほど悲惨な状況が実際にあったということは、こどもたちだけでなく、私にとっても、かなりショックだ。(2003.2)

こどもの感想: とってもかわいそうだった。

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