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○ 外国映画 007シリーズ 1970-1989

<製作年順>
007/ダイヤモンドは永遠に、 007/死ぬのは奴らだ、 007/黄金銃を持つ男、 007/私を愛したスパイ、 007/ムーンレイカー、  007/ユア・アイズ・オンリー、  007/オクトパシー、 ネバーセイ・ネバーアゲイン、 007/美しき獲物たち、 007/リビングデイライツ、 007/消されたライセンス 

007/ダイヤモンドは永遠に Diamonnds are Forever
1971年 イギリス 125分
監督 ガイ・ハミルトン
主題歌 シャーリー・バッシー
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)、ジル(ティファニー・ケイス)、プレンティ(ラナ・ウッド)、ブロフェルド(チャールズ・グレイ)、 フェリックス・ライター(ノーマン・バートン)、M(バーナード・リー)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
ショーン・コネリー復活の一作。女に平手打ちを喰らわすところなんか、さすがです。
ヒロインのジル・セント・ジョンより、ちょっとだけ出てくるラナ・ウッド(ナタリー・ウッドの妹)が色っぽくていい。(元)


007/死ぬのは奴らだ Live And Let Die
1973年 イギリス 121分
監督 ガイ・ハミルトン
主題歌 ポール・マッカートニー&ウィングス
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、ソリテール(ジェーン・シーモア)、カナンガ(ヤフェット・コット)、フェリックス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)、M(バーナード・リー)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
ガイ・ハミルトン監督の「ゆるい」007の中では一番面白い。ニューオリンズの葬列シーンとか、楽しいですよ。原作は傑作。(元)
ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンド第1作。

007/黄金銃を持つ男 The Man with the Golden Gun
1974年 イギリス 124分
監督 ガイ・ハミルトン
主題歌 ルル
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、アンドレア(モード・アダムス)、グッドナイト(ブリット・エクランド)、スカラマンガ(クリストファー・リー)、M(バーナード・リー)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
公開当時、なぜかプラウダ(ソ連の機関紙)が好意的な批評を寄せたそう。クリストファー・リーが出てたということと、組み立て式黄金銃しか覚えてません。邦題は後にレスリー・ニールセンの一連のパロディ喜劇(の邦題)に影響を与えた。(元)

007/私を愛したスパイ The Spy Who Loved Me
1977年 イギリス 125分
監督 ルイス・ギルバート
主題歌 カーリー・サイモン
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、アーニャ・アマソヴァ(バーバラ・バック)、ストロンバーグ(クルト・ユルゲンス)、ジョーズ(リチャー ド・キール)、M(バーナード・リー)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
急にゴージャス感が増したので驚いた。よくできた娯楽大作です。(元)
ボンドは行方不明の原潜の謎を追っていたが、やがてソ連の女スパイとともに世界征服を企む悪の秘密組織を追うことになった…。高校生のときに映画館で観て、かなりときめいた記憶がある。ボンドにというよりは、女スパイとのスリリングな関係のあり方や、出てくるもろもろのものの派手さに。エジプトやイタリアの風景がきれいだった。

007/ムーンレイカー Moonraker
1979年 イギリス 126分
監督 ルイス・ギルバート
主題歌 シャーリー・バッシー
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、ホリー・グッドヘッド(ロイス・チャイルズ)、ドラックス(ミシェル・ロンズデール)、ジョーズ(リ チャード・キール)、M(バーナード・リー)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
出だしが大傑作。お話は宇宙大戦争。007ってだいたいSFっぽいけど、これはもう純然たるSFといってもいいんじゃないだろうか。(元)
出だしのスカイダイビングでのパラシュート争奪は私も大変好き。映画史上に残るアバンタイトルではないだろうか。
前回では強力な悪役だったジョーズが一躍人気者に。


007/ユア・アイズ・オンリー For Your Eyes Only
1981年 イギリス・アメリカ 128分
監督 ジョン・グレン
主題歌 シーナ・イーストン
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、メリナ(キャロル・ブーケ)、ビビ(リン・ホリー・ジョンソン)、コロンボ(トポル)、ブロフェルド(クレジットなし)
Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
出だしでちょこっとだけプロフェルドが出てくる。いまのところ、これがシリーズ最後の出番? ちょっと淋しいです。
タイトルバックで初めて歌手本人が登場。シーナ・イーストンは好きなので、嬉しかった。(元)

前2作の暴走にストップをかけて元の路線に軌道修正したと言われる作品。
ミサイル誘導装置を東側に売り渡そうとするギリシャの富豪をボンドが阻止しようとする。
ボウガンを構えたキャロル・ブーケがきれいだった。


007/オクトパシー Octopussy
1983年 イギリス 130分
監督 ジョン・グレン
主題歌 リタ・クーリッジ
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、オクトパシー(モード・アダムス)、マグダ(クリスティナ・ウェボーン)、カマル・カーン(ルイ・ジュールダン)
M(ロバート・ブラウン)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
前作から続く一連のジョン・グレン監督ものは、観ていると面白いんだけど、なぜかすぐに忘れる。(元)
「黄金銃を持つ男」のボンドガール、モード・アダムスが再び登場。
謎の女サーカス団を持つ実業家を演じる。


ネバーセイ・ネバーアゲイン Never Say Never Again
1983年 アメリカ 133分
監督 アーヴィン・カシュナー
音楽 ミシェル・ルグラン
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)、ドミノ(キム・ベイシンガー)、ラルゴ(クラウス・マリア・ブランダウアー)、ファティマ(バーバラ・カレラ)
ブロフェルド(マックス・フォン・シドー)、フェリックス・ライター(バーニィ・ケイシー)、M(エドワード・フォックス)、Q・アルジャーノン(アレックス・マッコーエン)、マネーペニー(パメラ・セイラム)
何といってもボンドが悪党と「世界征服ゲーム」で一騎打ちするところが素晴らしい。コネリーの男っぽさもたまらないが、二人の狭間にいるヒロインがハラハラしながら見ているのがイイんですよね。(元)
本家の007シリーズがちょっと低迷している時に、アメリカが「サンダーボール作戦」をリメイク。
ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドを再び観る喜びに浸りつつも、やはりあのテーマ曲がないのは寂しかった。
派手な女殺し屋ファティマがいい。高笑いしたまま吹っ飛ぶところが最高。


007/美しき獲物たち A View to a Kill
1985年 イギリス 122分
監督 ジョン・グレン
主題歌 デュラン・デュラン
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)、ステイシー(タニヤ・ロバーツ)、マックス・ゾーリン(クリストファー・ウォーケン)、メイデイ(グレー ス・ジョーンズ)、M(ロバート・ブラウン)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(ロイス・マクスウェル)
しかし、これは忘れられない。何つっても悪役陣がウォーケンはもちろん、パトリック・ボーショー(『ことの次第』の監督役!)、グレース・ジョーンズ(「ゾーリンをやっつけてぇ!」に涙!)と充実。ウォーケンが離陸したばかりの飛行船から手を伸ばしてヒロインを奪っていくなんて、ワクワクするじゃないか。(元)
ラストの金門橋(ゴールデン・ゲート・ブリッジ)のワイヤーのてっぺんでの戦い。極上の笑みを浮かべて落下していくウォーケンに痺れました。

007/リビングデイライツ The Living Daylights
1987年 イギリス 132分
監督 ジョン・グレン
主題歌 a−ha
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)、カーラ・ミロヴィ(マリアム・ダボ)、コスコフ(ジェローン・クラッベ)、ブラッド・ウィティカー (ジョー・ドン・ベイカー)、M(ロバート・ブラウン)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(キャロライン・ブリス)
ティモシー・ダルトンがボンドを演じる1作目。
ボンドは、亡命を希望するソ連のコスコフ将軍を護衛することになった。KGBの暗殺者の手から将軍を守ろうとするのだが。話は、めまぐるしく二転三転していく。飛行機内でのアクションが迫力満点だった。
「ゴールデンアイ」「トゥモロー・ネバー・ダイ」でCIAのジャックを演じているジョー・ドン・ベイカーが悪役で登場。


007/消されたライセンス Licence to Kill
1989年 イギリス・アメリカ 133分
監督 ジョン・グレン
主題歌 グラディス・ナイト
原作:イアン・フレミング
出演:ジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)、パメラ・ブーヴィエ(キャリー・ローウェル)、フランツ・サンチェス(ロバート・ダヴィ)、フェリッ クス・ライター(デヴィッド・ヘディソン)、M(ロバート・ブラウン)、Q(デズモンド・リュウェリン)、マネーペニー(キャロライン・ブリス)
妻を殺され、自らも半死半生の目に遭わされたCIAの友人フェリックスの仇を討つため、中南米の麻薬王サンチェスに挑むボンド。007のライセンスを返上し、敢然と敵に立ち向かう。

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